カサレ、ガンプラ製作ブログ

今や玩具模型のパッケージ完成見本やイベント展示品、試作原型の製作がメインになってしまったホビーショップ カサレのガンプラ製作指南記事!

HG 1/144スケール ガンダムG-セルフ(大気圏用パック装備型)を作ろう!(その3)

合わせ目と表面処理が終わったら次は塗装ですが、その前に頭部の後ハメ加工を紹介いたします。
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↓上画像のパーツを下画像のように分けて頭部の合わせ目を処理します。
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バルカン部分も分けて市販パーツ等に置き換えると更に楽になりますね。


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↓おでこの赤い部分を分けることにより、目の部分を後から組み込めるようになります。
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↓切り分けはレザーソーが一番速いですね。複雑な形でレザーソーが使えない場合はデザインナイフで数回切りつければ切り分けできます。
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たまに超音波カッターでやれば簡単なんて聞きますが、摩擦熱での後処理の手間を考えるとむしろ苦行かと。超音波カッターを模型業界に持ち込んだカサレがそれ言っちゃうの?ってお客さんによく言われますが、自分的にはエポパテやレジン、光造形(種類による)の加工に最適ですよって薦めてるだけでプラ加工には要らないです。どうしても使いたかったらナカニシのソニックカッターか本田電子のUSW-335、超音波彫刻刀あたりでしょうか。ZO-41は使ったことないので解りませんが・・・。出力調整というか波形変えられる製品でプラ溶けないよってならOKですが。まぁ、どうでもいいか。
先ほど、3つに切り分けたパーツを更に少し加工します。
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パーツ内側で見えなくなる部分はニッパーでサッと加工すると楽です。
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なんか、画像載っけてるだけですが、まぁこんな感じで。加工した後にちゃんと部品が入るかとか確認しておくと万全です。
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で、前回に成型色通りに塗る場合はサーフェイサーは使いませんよって言いましたが、理由は塗膜を厚くして擦り合わせ処理をしたくない及び厳しくしたくないの一点でしょうか。素材がプラならサーフェイサーが絶対必要なほど塗料の食い付きが悪いわけでもないし、表面処理のミスった小傷など出さんわ!っていう意気込みでやってるし。でも、実際塗装して小傷が出たら塗料をサーフェイサー換わりにして再度表面処理してますが・・・。部分的に黒の上に黄色を塗るとかそういう時は隠蔽力の強い白、GSIクレオスのGX-1ホワイトやフィニッシャーズのファンデーションホワイトを塗った上に塗装します。